産後すぐに始められるベビーマッサージの基本とパーツ別やり方

産後すぐの赤ちゃんにやさしいベビーマッサージ入門 - 基本のやり方と効果、タイミング、準備

産後すぐの数週間は、授乳、おむつ替え、自分の睡眠時間の確保で一日があっという間に過ぎてしまいがちです。そんなバタバタの中で、ベビーマッサージは親子で一息つける、静かな時間になります。

専門資格や助産師、ヨガインストラクターのような知識は必要ありません。必要なのはあなたの手と、少しのオイル、そして「赤ちゃんのサインを見ながら、やさしく触れよう」という気持ちだけです。

このガイドでは、ベビーマッサージの基本的なやり方赤ちゃん マッサージ 効果赤ちゃん マッサージ いつ行うかの目安、準備の仕方、体のパーツ別の新生児 マッサージ やり方をまとめて紹介します。

ベビーマッサージが役立つ理由 - 赤ちゃんとママ・パパへのうれしい効果

定期的なベビーマッサージは、単なるスキンシップの時間以上の意味があります。日本でも助産師さんや保健センター、育児サークルなどで赤ちゃん マッサージが勧められることが増えてきました。

期待できる主な赤ちゃん マッサージ 効果を見ていきましょう。

1. 便秘やガス、腹部の張りをやわらげる

「夕方になるとギャン泣きが続く」「足をぐっと引き寄せて苦しそう」などのきっかけで、赤ちゃん ガス抜き マッサージを調べる方は多いです。

お腹や足にやさしく触れることで

  • 腸の中にたまったガスが出やすくなる
  • 消化のリズムをサポートする
  • お腹の張りや不快感をやわらげる

といった作用が期待できます。

お腹の時計回りのさすり方や、自転車こぎのように足を動かす動きは、ガスや便秘が気になる赤ちゃんにとくにおすすめです(後ほど詳しく紹介します)。

2. 眠りやリラックスを助ける

人に触れられると、赤ちゃんも大人も「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。いわゆる「愛情ホルモン」と呼ばれ、心を落ち着かせる働きがあると言われています。

それによって

  • 寝る前に気持ちが落ち着きやすくなる
  • まとまった睡眠時間がとりやすくなる
  • 夜中のぐずりが少し和らぐことがある

などの変化が期待できます。

多くの家庭で、入浴のあとに短いベビーマッサージ 寝る前の時間をとり、絵本や授乳と組み合わせて寝る前のルーティンにしています。毎日同じ流れが続くことで、赤ちゃんにも「そろそろ寝る時間だな」という合図になっていきます。

ベビーマッサージ 睡眠効果は個人差がありますが、「寝る前の儀式」として取り入れてみる価値は十分にあります。

3. 親子の絆を深める

赤ちゃんにとって、肌へのタッチは最初のコミュニケーションです。言葉が分かるようになる前から、赤ちゃんは「手のぬくもり」を通して世界を感じ取っています。

ベビーマッサージ 親子 触れ合いのメリットとしては

  • 赤ちゃんのちょっとした表情やしぐさに気づきやすくなる
  • 「嫌がったらやめる」を繰り返すことで、赤ちゃんにとっての安心感や信頼につながる
  • パパや祖父母、きょうだいなど、授乳をしない家族も赤ちゃんと触れ合うきっかけになる

などがあります。

出産が思い通りに進まなかった、NICU(新生児集中治療室)で過ごした時間が長かった、という場合にも、自宅で少しずつ触れ合いを取り戻していけるやさしい方法です。

4. 血行や消化のサポート

一定のリズムで行うベビーマッサージ やり方

  • 手足を中心に、血流を促して筋肉の発達をサポートする
  • 消化器の流れに沿ってお腹をさすることで、消化のリズムを整えやすくする
  • 授乳や水分補給とあわせて、軽い便秘やお通じの滞りに役立つことがある

といったサポートになります。

病気を治す医療行為ではありませんが、日常のケアの一つとして取り入れやすい方法です。

5. 体への気づきと筋肉の発達をうながす

マッサージで触れられるたびに、赤ちゃんの脳の中では

  • 「これがわたしの足なんだ」
  • 「腕はこうやって動くんだ」
  • 「肩を触られると安心するな」

といった「自分のからだ地図」が少しずつ出来上がっていきます。

このような**ボディイメージ(身体認識)**の発達は、寝返り・ずりばい・おすわり・ハイハイ・あんよなどの運動発達の土台の一つになると考えられています。

6. 赤ちゃんも親もストレスが軽くなる

「ベビーマッサージは赤ちゃんのためのもの」と思いがちですが、国内外の研究では、ママ・パパ側にも

  • ストレスホルモンの低下
  • 育児への自信アップ
  • 赤ちゃんをあやしたり抱っこすることへの安心感の向上

などの変化が見られたという報告があります。

テレビやスマホをオフにして、10〜15分だけ赤ちゃんにじっくり向き合う時間は、慌ただしい一日の中の貴重なリセットタイムにもなります。

赤ちゃん マッサージ いつする?タイミングの選び方

ベビーマッサージは、するタイミングによって心地よさが大きく変わります。お腹が空きすぎていたり、眠すぎたり、刺激が多すぎると、どうしても赤ちゃんは楽しめません。

次のような状態のときを目安にしてみてください。

  • 機嫌がよく、落ち着いている
  • 泣いていない、もしくは軽く声を出している程度
  • 周りをキョロキョロ見たり、足をバタバタさせている

具体的には

  • お風呂あとの落ち着いた時間
    体が温まってリラックスしているので、お風呂上がりのベビーマッサージ 寝る前に取り入れやすいタイミングです。

  • 授乳と授乳のあいだ
    空腹でも満腹でもない時間が理想的です。授乳やミルクのあと30分以上あけてからのほうが、吐き戻しや気持ち悪さを避けやすくなります。

  • 1日の中で比較的静かな時間帯
    午前中の遅い時間帯や夕方前など、赤ちゃんのリズムに合わせて決めていきましょう。

逆に、次のようなときはベビーマッサージはお休みしたほうが安心です。

  • とてもお腹が空いている
  • 授乳した直後や、飲みすぎて苦しそうなとき
  • 激しく泣いていてあやしてもなかなか落ち着かないとき
  • ぐったりしている、眠くて目が開かない、体調が悪そうなとき

そんなときは他の方法で抱っこしたりあやしたりしてあげて、マッサージはまた別の日に試してみましょう。

ベビーマッサージはどれくらいの頻度がいい?

厳密な決まりはありませんが、多くのご家庭では

  • 1日1回、短めのマッサージを夜に取り入れる
  • 余裕のある日に週に数回だけ行う

といったペースに落ち着いています。

赤ちゃんの様子を見ながら、気持ちよさそうなら習慣として続けてOKです。マッサージ後に興奮して眠りにくそう、機嫌が悪くなる、という場合は時間帯を変えたり、マッサージの時間を短くして調整してみてください。

ベビーマッサージ 準備 - 快適な環境づくり

少し準備をしておくだけで、赤ちゃんにとってもあなたにとっても、ずっと楽な時間になります。

部屋の環境をととのえる

  • 室温をあたたかめに
    赤ちゃんは体温が下がりやすいので、服を脱がせるベビーマッサージのときは、室温を22〜24℃くらいに保つと安心です。

  • まぶしすぎない明るさに
    強い天井照明はまぶしく感じやすいので、スタンドライトや間接照明、昼間なら自然光など、やわらかい光がおすすめです。

  • できるだけ静かな環境で
    テレビを消し、スマホの音もオフにしておきます。赤ちゃんが落ち着くようなら、小さな音量でオルゴールや環境音を流してもよいでしょう。

赤ちゃんを寝かせる場所を用意する

赤ちゃんは次のような場所に寝かせます。

  • 大人の腰の高さくらいで、安定した平らな面
  • その上にバスタオルやおむつ替えシートなどを敷く
  • さらにその上に、汚れてもすぐ替えられるガーゼや小さめのタオルを1枚

月齢が低い時期や、よく動く赤ちゃんの場合は、必ず片手を赤ちゃんに添えて、落下しないように気をつけましょう。心配な場合は、布団やプレイマットの上など、床に近い場所で行ってもOKです。

赤ちゃん マッサージ オイルの選び方

赤ちゃん マッサージ オイルは、手がすべりやすくなる程度の少量で十分です。

日本でよく使われているのは

  • ホホバオイル(精製・未精製)
    肌なじみがよく、赤ちゃん用としても人気があります。

  • ライスオイル(米ぬか油)
    軽い使い心地で、国内メーカーのベビー用オイルにもよく使われています。

  • 100%植物由来のベビーオイル
    乳児用と明記されているものを選ぶと安心です。

赤ちゃんに使うベビーマッサージ用オイルのポイント

  • 食べても安全なレベルを目安に、シンプルな成分のものを選ぶ
  • 香料や着色料、強い防腐剤が入っていないものを優先する
  • 使う前に、赤ちゃんの太ももや腕の一部に少量ぬって24時間ほど様子を見る

特に、ナッツアレルギーの家族歴がある場合や、アトピー・湿疹がある場合は、小児科や皮膚科、助産師さんに相談してから選ぶと安心です。精油(エッセンシャルオイル)は香りが強く、乳児には刺激が強いこともあるため、専門家の指示がない限り避けておきましょう。

オイルを使う前には、まず自分の手のひらで軽く温めてから赤ちゃんに触れます。冷たい手や冷たいオイルはいきなり触れられるとびっくりしてしまうので注意です。

赤ちゃんの準備

  • オムツだけにするか、全身裸にするか
    室温が十分にあたたかければオムツも外してOKです。不安な場合はオムツだけ残しましょう。

  • まずはあお向けで
    顔がよく見えるようにあお向けに寝かせます。途中でうつ伏せに姿勢を変えるパートも出てきます。

  • タオルやガーゼを1枚用意
    マッサージしていない場所にかけてあげたり、寒そうなときにすぐかけられるように近くに置いておきます。

ママ・パパの心の準備

ひとつ深呼吸をして、ゆっくりとした気持ちに切り替えましょう。

「順番を完璧に覚えなきゃ」「ちゃんと効果を出さなきゃ」と思わなくて大丈夫です。教科書通りよりも、少し不器用でもあたたかいタッチの方が、赤ちゃんには心地よく伝わります。

安全にベビーマッサージをするための基本ルール

具体的な新生児 マッサージ やり方に入る前に、共通のポイントを押さえておきましょう。

  • できるだけ目を合わせる
    赤ちゃんの表情をこまめにチェックしながら行います。リラックスしているか、嫌がっていないかを顔つきや声で確認しましょう。

  • 声をかけながら触れる
    やさしい声で
    「いまおててをマッサージしているよ」
    「きもちいいねえ」
    のように声をかけてあげます。言葉の内容というより、「安心できる声」が大切です。

  • やめてほしいサインを見逃さない
    次のようなサインが続くときは、いったんストップしましょう。

    • 泣き続けてあやしても落ち着かない
    • 何度も顔をそむける
    • 体をつっぱらせる、手足をばたばたさせる
    • 反り返る、苦しそうな表情をする

    その場合は抱っこしたり、授乳したりして、マッサージは別の日に。無理に続ける必要はありません。

  • 力加減は「まぶたにクリームを塗るくらい」
    くすぐるような軽さではなく、スッと滑るくらいの、やさしくて「芯のある」圧が理想です。自分のまぶたにクリームを塗るイメージの力加減を目安にしてみてください。

  • 時間は10〜15分程度で十分
    最初は短めに、赤ちゃんが気持ちよさそうなら少しずつ延ばしていきます。途中でやめてもまったく問題ありません。

ベビーマッサージ やり方 - パーツ別の手順

ここからは、体の部位ごとの手順を紹介します。最初は多くの赤ちゃんが受け入れやすい「足」から始めるとスムーズです。

1. 足と足裏のマッサージ

赤ちゃん マッサージ やり方の入門編として、一番取り入れやすいパーツです。

  1. 太ももから足首に向かって流すストローク

    • 手に少しオイルをとり、温めてから始めます。
    • 両手で太ももを包むように持ち、そのまま足首に向かって滑らせます。
    • 右手と左手を交互に動かしながら、やさしく絞るようなイメージで下へ。
    • 片足ずつ、数回ずつ繰り返します。
  2. 足裏を親指でやさしく押す

    • 足の裏を自分の手のひらにのせます。
    • 反対の手の親指で、かかとから指先に向かって少しずつ押しながら滑らせます。
    • 足全体を、手のひらで包み込むように軽く握ったり、にぎにぎしてもOKです。
  3. 足の指をくるくる・すーっと引く

    • 親指と人さし指で1本ずつ指をつまみます。
    • 根元から指先に向かって、くるくると小さな円を描くように動かしたり、軽くすーっと引いたりします。
    • 「い〜ち、に〜い…」と数を数えながら遊び感覚で行っても楽しいです。

足のマッサージは、のちほど行うお腹のマッサージとも相性がよく、赤ちゃん ガス抜き マッサージの一部としても役立ちます。

2. お腹のマッサージ

お腹のマッサージは、次の条件を満たすときに行います。

  • 最後の授乳・ミルクから30分以上たっている
  • そのとき、強い吐き戻しや逆流の痛みがない
  • 新生児で臍帯(へその緒)の残りがあるうちは、その部分を避けるか、完全に取れて傷口が落ち着いてから行う

ここはとくに、赤ちゃん ガス抜き マッサージやお腹の張りが気になるときにおすすめのパーツです。

  1. 時計回りの円を描くストローク

    • 手のひら全体を使って、赤ちゃんのあばら骨の少し下あたりにそっと置きます。
    • 「時計回り(右回り)」に円を描くように、お腹全体をさすります。赤ちゃんのおへそを中心に、大きな円をイメージしてください。
    • 腸の流れに沿った方向なので、ガスや便が動きやすくなります。
  2. 「I Love U」ストローク
    ベビーマッサージ教室でもよく紹介される、お通じケアの定番の手技です。

    • まず、赤ちゃんの「左側」(あなたから見ると右側)に、上から下へまっすぐ線を引くようにさすります。これが「I」。
    • 次に「L」: お腹の上の方を、右から左へ横にさすり、そのまま左側を上から下へさすります。
    • 最後に「U」: 赤ちゃんの右側の下腹部からスタートして、上に向かってさすり、お腹の上側を右から左へ横に、そのまま左側を上から下へさすります。
      腸の走行に沿って、「I → L → U」の順番で数回繰り返します。
  3. 自転車こぎ(バイシクルレッグ)

    • 赤ちゃんの足首をそっと持ちます。
    • 片方の膝をお腹の方にゆっくり近づけ、もう片方の足は伸ばすようにして、交互に動かします。
    • 両膝を同時にお腹の方にそっと近づけ、数秒キープしてから戻す動きもおすすめです。
    • 「くるくる、じてんしゃこいでるね」と話しかけながら、ゆっくりリズミカルに行います。

これらは赤ちゃん ガス抜き マッサージの定番のやり方です。無理に強く押さず、赤ちゃんの表情を見ながらやさしく行いましょう。

3. 腕と手のマッサージ

足と同じ要領で、少し小さく繊細な動きになります。

  1. 肩から手首に向かうロングストローク

    • 片方の手で赤ちゃんの二の腕を支えます。
    • もう片方の手で、肩のあたりから手首に向かってゆっくりさすります。
    • 右手・左手を交互に使って、流れるようなリズムで繰り返します。
    • 両腕とも、数回ずつ行いましょう。
  2. てのひらをやさしくひらく

    • 赤ちゃんの手のひらに、自分の親指をそっと当てます。
    • 軽く押すようにすると、自然と指がふわっと開いてきます。
    • ぎゅっと強く握っている場合は、無理にこじ開けず、少しだけ触れて終わりにしてもOKです。
  3. 指1本ずつの小さなマッサージ

    • 足の指と同じように、親指と人さし指で1本ずつ軽くつまみます。
    • 根元から指先に向かって、ころころ転がすように動かしたり、小さな円を描くようにくるくると回します。
    • 「ちいさいおててだね」「よくがんばって握ってるね」と声をかけながら行うと、よりリラックスしやすくなります。

このパートは、将来の爪切りや手洗いに慣れてもらう意味でも、少しずつ触れておくと役立ちます。

4. 胸のマッサージ

胸のあたりは敏感な部分なので、動きはゆっくり・やさしくを心がけます。

  1. ハートを描くように外側へすべらせる
    • 両手を赤ちゃんの胸の中央にそっと置きます。
    • そこから左右に向かって、胸の上をハート型にすべらせるイメージで、外側・下側へ手を動かします。
    • いったん手を離し、また胸の中央に戻して同じ動きを繰り返します。
    • 赤ちゃんの表情や呼吸の様子をよく見ながら、無理のない範囲で。

胸のマッサージは、寝る前のベビーマッサージ 睡眠効果を狙うときにもおすすめのパートです。呼吸がゆったりしやすく、全身の力が抜けていきます。

5. 背中のマッサージ

背中は、マットの上でも大人の足の上でも行えます。

ポイントは、背骨そのものには直接強い力をかけないこと。必ず両側の筋肉部分をさするようにします。

  1. 赤ちゃんの姿勢を整える

    • あお向けから、やさしく横向きに転がし、そのままうつ伏せにします。
    • もしくは、あなたの太ももの上に、赤ちゃんをうつ伏せに乗せる形でもOKです。
    • 顔が横を向いていて、鼻と口がふさがれていないか、呼吸が楽かどうかを確認します。
  2. 首のつけ根からおしりに向かってロングストローク

    • オイルを少し足して、手のひら全体を使います。
    • 首の後ろあたりからおしりに向かって、ゆっくり手をすべらせます。このときも背骨の上ではなく、その両側の筋肉部分をさすります。
    • 右手・左手を交互に、川の流れのようなイメージで繰り返します。
  3. 背骨のきわを小さな円でマッサージ

    • 指先を背骨のすぐ横に置き、小さな円を描くようにくるくると動かします。
    • 上の方からおしりの方に向かって、少しずつ場所をずらしながら進めていきます。
    • 勢いをつけすぎず、ゆっくりと。

背中のマッサージは、うつ伏せができる月齢になってからは、Tシャツの上からでも気軽にできます。とくにお風呂上がりのベビーマッサージ 寝る前の定番になりやすいパートです。

6. 顔のマッサージ

仕上げにお顔のミニマッサージをすると、まるで小さなスパタイムのような心地よさになります。

目や口の周りにオイルが付かないよう、顔にはオイルをほとんど使わない、もしくはごくごく少量にとどめます。

  1. おでこを中央からこめかみに向かってストローク

    • 赤ちゃんをあお向けにして、親指をおでこの中央に軽く置きます。
    • そこから左右のこめかみに向かって、やさしくなでるように動かします。
    • 泣いたあとや、歯ぐずりのときなどにも落ち着きやすい動きです。
  2. ほっぺを小さな円でくるくる

    • 人さし指や中指の腹を、鼻の横あたりにそっと当てます。
    • 外側に向かって、小さな円を描きながらほほ全体をくるくるとなでていきます。
    • ゆっくり、リズムよく行いましょう。
  3. あごから耳に向かってラインをなでる

    • 指先をあごの先に置き、そのまま耳の下に向かってすべらせます。
    • 歯が生えはじめて口周りがムズムズするときにも、心地よく感じる子が多いパートです。

顔のマッサージは、お互いに目を合わせながら行えるので、親子の一体感を感じやすい締めくくりになります。

ベビーマッサージ 注意点 - やらない方がいいタイミング

ときには、「今日はマッサージをしない」という選択も大切です。それも立派なケアの一つです。

次のような場合は、ベビーマッサージはお休みしましょう。

  • 発熱がある、明らかに体調が悪そうなとき
  • マッサージしたい場所に、湿疹・じんましん・傷・強い肌荒れがあるとき
  • 予防接種を受けた当日から数日は、注射した側の腕・足を強くさわるのは避ける(赤く腫れている場合はなおさら注意)
  • 何度試しても激しく泣き続ける、体を反らせている、明らかに「いや」と伝えている

迷ったときや不安なときは、かかりつけの小児科や助産師・保健師、ベビーマッサージの有資格インストラクターなどに相談してみてください。

まとめて日常に取り入れるために

何度かやってみるうちに、ベビーマッサージは「覚えなきゃいけない手順」から、「赤ちゃんの体と会話している時間」に変わっていきます。

たとえば

  • 余裕のある夜には、15分くらいかけて全身をマッサージ
  • お腹の張りが気になる日は、足とお腹だけの赤ちゃん ガス抜き マッサージ
  • 寝かしつけの前には、胸・腕・顔だけの簡単なベビーマッサージ 睡眠効果ルーティン

というように、その日の赤ちゃんの様子に合わせて組み合わせていくイメージです。

慣れてくると、強さやスピード、時間帯も、我が子にちょうどよい形に自然と変わっていきます。それこそが、本当の意味でのベビーマッサージ やり方です。大事なのは、本や動画のとおりに完璧にやることではなく、「目の前の赤ちゃんの反応に合わせること」です。

もし不安が強い場合は、自治体の子育て支援センターや、助産師会主催の教室、民間のベビーマッサージ教室などで、実際に講師から教わりながら練習してみるのもおすすめです。赤ちゃん連れで参加できるクラスも多くあります。

いまのあなたに必要なのは、特別な道具ではありません。

あたたかい部屋、あたたかい手、少しのオイル、そして10分ほどの「赤ちゃんだけに向き合う時間」。

そのシンプルな習慣が、消化のサポートやガス・便秘のケア、眠りの質の向上、親子の絆づくり、ママ・パパ自身のリラックスにまでつながっていきます。お金も時間もそれほどかからない、日常にそっと寄り添うケアとして、ぜひ気楽な気持ちで取り入れてみてください。


このコンテンツは情報提供のみを目的としており、医師、小児科医、または他の医療専門家からのアドバイスの代わりとして使用すべきではありません。ご質問やご不明な点がある場合は、医療専門家にご相談ください。
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