赤ちゃんを自宅に迎えた瞬間は、本当に特別ですよね。うれしさと同じくらい、「こんなに小さくて大丈夫かな…」「触っても平気かな」と不安になる方も多いと思います。
とくに、目や鼻はとても繊細に見えるので、ケアの仕方に迷いがちです。
ここでは、新生児 目の毎日のケアと赤ちゃん 鼻ケア 方法を、できるだけ分かりやすくまとめました。難しい専門用語はなるべく使わず、「実際にどう動けば良いか」「どこまでが様子見で良いのか」「受診の目安」を中心に解説します。
赤ちゃんの目はとても弱そうに見えますが、赤ちゃん 目のケア自体はポイントさえおさえれば難しくありません。
特別なベビー用品が必須というわけではありません。多くの場合、新生児 目やに 対処は、冷ました湯冷ましや生理食塩水で十分です。
準備するもの
やり方(1日1回+必要に応じて)
まずは手洗い
石けんでしっかり手を洗い、よく乾かします。どんなベビー用品よりも、これが一番大切です。
お湯または生理食塩水を用意
片目につきコットン1枚
目頭から目尻へ拭く
必要なら数回繰り返す
目やにや乾いたカサカサが残っているようなら、新しいコットンで同じように1〜2回繰り返します。
その際も、必ず「目頭から目尻へ」の方向に。
水分を軽くふき取る
柔らかい清潔なガーゼやタオルで、トントンと軽く押さえるようにして乾かすか、そのまま自然乾燥でも構いません。
この赤ちゃん 目 拭き方を、朝の着替えや沐浴後などに1日1回、そして目やにが多い日は気になったタイミングで追加してあげると良いでしょう。
最初のうちは、少しでも赤ちゃん 目やにがついていると心配になるかもしれませんが、多くは「よくあること」です。
例えばこんな状態は、よく見られます。
一般的に
白目が真っ赤になっていない、赤ちゃんの機嫌や授乳がいつも通り、といった場合は、通常の新生児 目の毎日のケアの範囲内と考えて良いことが多いです。
「拭いても拭いても片方の目だけベタベタする」「涙目が続く」といった相談は、とてもよくあります。
このような赤ちゃん 涙目 原因として一番多いのが、新生児 涙管閉塞です。
涙は、目頭にある小さな管(涙管)を通って鼻の中へ流れていきます。
赤ちゃんの場合、この涙の通り道が生まれた時点でまだ完全に開いていないことが少なくありません。これが**涙管閉塞(先天性鼻涙管閉塞)**です。
例えば、次のような様子があれば、涙管閉塞の可能性があります。
この場合、白目が赤く充血していないことが多く、ここが「単なる涙管閉塞」と「目の感染症」を見分けるポイントのひとつです。
涙管閉塞は、多くが自宅でのケアで経過を見られます。
基本は、先ほどの目の拭き取りと、やさしい涙のうマッサージです。
まずは、前の章で説明した毎日の目の拭き方をこまめに行います。
ベタついた目やにを放置すると、細菌が増えやすくなるので、こまめなふき取りが大切です。
多くのママ・パパが「ちょっとこわい」と感じるのがこのマッサージですが、力加減のイメージさえつかめば難しくありません。
新生児 涙管閉塞のケアとして、よく小児科や眼科で指導される方法です。
手をよく洗う
爪が長い場合は、あらかじめ短く切っておきます。
マッサージする位置を確認
やさしく押して、鼻の方向へ滑らせる
1日2〜3回続ける
朝・晩と、目やにがとくに気になるタイミングに1回、合計2〜3回行うと良いでしょう。
「涙の出口をふさいでいる薄い膜を、少しずつ開きやすくしてあげる」イメージです。毎日少しずつ続けることが大切です。
新生児 涙管閉塞は、多くの場合
とされています。
それでも症状が強く残る場合や、1歳を過ぎても完全にふさがったままのときは、小児眼科で涙管を広げる処置(ブジーなど)を検討することがあります。
涙管閉塞自体はそれほどこわい病気ではありませんが、次のような場合は早めに小児科や眼科を受診してください。
日本では、まずはかかりつけの小児科で相談するご家庭が多いと思います。必要に応じて眼科を紹介してもらえます。
迷うときは、自治体の子育て相談窓口や、夜間・休日は#8000(小児救急電話相談)を利用するのもひとつの方法です。
新生児〜生後数か月頃までの赤ちゃんは、医学的に「鼻呼吸が主体」と言われます。
簡単に言うと、
口呼吸よりも、鼻で呼吸することが基本になっている
ということです。
もちろん口も開きますが、鼻が詰まるとうまく口呼吸に切り替えられず、少しの赤ちゃん 鼻詰まりでもとても苦しそうに見えてしまいます。
赤ちゃんの新生児 鼻水や新生児 鼻づまり 治し方の相談が多いのには、いくつか理由があります。
鼻の通り道がとても細い
大人に比べて鼻の穴も中の通路も細く、ほんの少し粘液があるだけでも「ズーピー」「ブーブー」と大きな音になります。
乾燥した空気
冬の暖房や夏のエアコンで空気が乾燥すると、鼻水が固まりやすくなり、余計に通りが悪く感じられます。
刺激物への反応
タバコの煙、香りの強い柔軟剤や香水、掃除用スプレー、ホコリやペットの毛など、いろいろな刺激で鼻の粘膜が敏感に反応します。
その結果、
といった症状がとても多くみられます。これだけで即「風邪」とは限りません。
授乳や睡眠のためにも、新生児 鼻づまり 治し方を知っておくと安心です。
とくに生後すぐは口呼吸が苦手なので、赤ちゃん 鼻詰まりをやわらげるケアはとても役立ちます。
生理食塩水(生食)は、体液とほぼ同じ濃度の塩分を含んだ水で、鼻の粘膜にも優しいのが特徴です。
日本でもドラッグストアで、赤ちゃん用の鼻洗浄用生理食塩水や、使い切りタイプのアンプルなどが簡単に手に入ります。
生理食塩水の使い方(片方の鼻に1〜2滴程度)
赤ちゃんの体勢を整える
生理食塩水を滴下する
30秒ほど待つ
鼻水を外に出す
生理食塩水でゆるんだ鼻水を、赤ちゃん 鼻吸い器(鼻吸い器やゴム球タイプ)でやさしく吸い取ります。
はじめて赤ちゃん 鼻吸いを使うときは、少しこわく感じるかもしれませんが、やり方を覚えると授乳前や寝る前の強い味方になります。
ここでは、よくあるゴム球タイプの鼻吸い器の使い方を説明します。
まずゴム球をしっかり押しつぶす
鼻の穴の入口にそっと当てる
ゆっくり指を離す
外して中身を出す
必要に応じて2〜3回くり返す
使用後の洗浄
チューブで吸うタイプの鼻吸い器も基本は同じで、「やさしい吸引」を意識することが大切です。強く吸いすぎないように気を付けましょう。
赤ちゃん 鼻ケア 方法の中で、避けてほしいこともいくつかあります。
綿棒や綿棒より細い物を奥まで入れない
鼻の粘膜を傷つけてしまったり、逆に鼻水を奥に押し込んでしまうおそれがあります。
大人用の点鼻薬や市販の鼻炎スプレーを使わない
血管を収縮させるタイプの点鼻薬などは、赤ちゃんには適さないものがほとんどです。
医師が特別に処方したものでない限り、自己判断での使用はやめましょう。
鼻吸い器の使いすぎに注意
授乳前・寝る前など、「ここぞ」という場面で使う程度にして、常に吸うのは避けましょう。
吸いすぎるとかえって粘膜が腫れ、赤ちゃん 鼻詰まりが悪化することもあります。
多くの赤ちゃんは、生理食塩水+鼻吸い器を1日数回で、かなり呼吸が楽になります。
新生児は、案外「音がうるさい」存在です。
こうした音の多くは、細い鼻の通り道+少しの鼻水で生じているもので、本当の意味での重い赤ちゃん 鼻詰まりとは限りません。
次のようなときは、そこまで心配しなくても良いことが多いです。
心配なときは、一度、静かな部屋で赤ちゃんが寝ている様子をじっと観察してみてください。
音は気になるけれど、呼吸のリズムが整っていて、力みがなければ、まずは様子を見るケースが多いです。
一方で、「少しの鼻水」では済まない状況もあります。
次のような場合は、早めに小児科を受診するようにしましょう。
鼻詰まりのせいで授乳が続かない
何度も乳首から離れてしまい、数口飲んでは苦しそうに顔を離す、ということをくり返している。
呼吸が明らかに速い
安静にしていても、1分間に約60回以上の速さで息をしている状態が続く。
鼻の穴が大きく開いたり閉じたりしている
吸うたびに、鼻の横が大きくヒクヒクと動く(鼻翼呼吸)。
胸の皮膚がへこむ「陥没呼吸」がある
息を吸うたびに、肋骨の間やみぞおち、首の付け根などが「カクッ」と内側に引き込まれる。
発熱を伴う鼻水・咳
生後3か月未満で38℃以上の発熱がある場合は、とくに注意が必要です。
ぐったりしている・明らかに元気がない
目が合いにくい、体に力が入っていない、授乳量が明らかに減っている、など。
このような時は
を検討してください。
「なんとなくいつもと違う」という保護者の直感も、受診を決める大事なサインです。
赤ちゃん 鼻詰まりや新生児 鼻水は、環境を少し工夫するだけでもだいぶ楽になります。
部屋の空気が乾燥していると、鼻水が固まりやすくなり、粘膜も荒れがちです。
加湿器で適度な湿度を保つと
といったメリットがあります。
安全に使うためのポイント
もし加湿器がない場合は、赤ちゃんが寝ている部屋に部屋干しの洗濯物を1〜2枚かけておくだけでも、多少湿度アップの効果が期待できます(ただし、赤ちゃんのすぐそばにかけないように注意)。
タバコの煙を完全に避ける
喫煙は、赤ちゃんの鼻や気道を強く刺激します。分煙ではなく、できれば完全禁煙が理想です。
香りの強い製品を控える
香水、アロマオイル、芳香剤、柔軟剤の強い香りなどは、赤ちゃんには刺激になることがあります。
布団まわりをこまめに掃除
ハウスダストやペットの毛なども刺激になります。布団やシーツをこまめに洗い、掃除機をかけておくと安心です。
寝かせ方の工夫については、必ず専門家に相談を
大きい赤ちゃんや月齢が進んでから、マットレスの頭側を少しだけ高くする工夫をされる方もいますが、SIDS(乳幼児突然死症候群)予防の観点から、日本小児科学会などは「仰向けで、硬めの平らな寝具」を推奨しています。
角度をつけたい場合は、必ず小児科や助産師さん、保健師さんに相談してください。
新生児のお世話は、「覚えることが多すぎる」と感じる時期かもしれません。
ただ、赤ちゃん 目のケアと赤ちゃん 鼻ケア 方法の基本を整理すると、実はとてもシンプルです。
目は毎日やさしく拭く
湯冷ましや生理食塩水と赤ちゃん 目 拭き コットンで、目頭から目尻へ一方向に。
ベタベタした赤ちゃん 目やにはこまめに取り除きます。
涙目や片側だけのベタつきは、新生児 涙管閉塞が多い
清潔な拭き取り+軽い涙のうマッサージで様子を見ることができます。
ただし、赤みや強い腫れ、膿のような目やにがあれば早めに受診を。
鼻は、生理食塩水+鼻吸い器で「必要な時だけ」ケア
授乳前・就寝前を中心に、やさしく短時間で。
綿棒を奥まで入れない、市販の大人用点鼻薬を使わないことが大切です。
赤ちゃん 鼻詰まりや新生児 鼻水はよくあること
音が気になっても、授乳や呼吸が普段どおりなら様子見で良い場合が多いです。
ただし、「呼吸が速い」「胸がへこむ」「ぐったりしている」「高熱がある」などのサインがあれば、迷わず小児科へ。
少しでも不安なときは、遠慮なく相談を
かかりつけの小児科、助産師・保健師、地域の子育て支援窓口、夜間・休日は#8000など。
「こんなことで聞いていいのかな」と思うようなことでも、赤ちゃんの目や鼻に関する心配ごとは、早めに聞いてしまった方が安心です。
赤ちゃんの目の腫れや赤ちゃん 鼻詰まりは、多くのご家庭で通る道です。
毎日の小さなケアを重ねながら、「あ、今日は少し楽そうだな」と感じる瞬間が増えていくはずです。
不安になったときはひとりで抱え込まず、周りの専門家の力も借りながら、少しずつ慣れていきましょう。