生後7週の赤ちゃんは、ただ飲んで眠るだけの時期から、少しずつ周囲に反応を返してくれる時期へ入っていきます。じっと顔を見つめる、小さな声で「うー」と言う、指を握る手が少し長くなる。そんな何気ない変化に気づけるのが、このころの育児の楽しさです。
生後7週 赤ちゃん 遊びは、特別なおもちゃや細かな予定がなくても大丈夫。赤ちゃんの表情や機嫌を見ながら、短い時間でゆったり楽しむことがいちばんです。
赤ちゃん 発達のスピードには個人差があります。同じ生後7週間でも、よく声を出す子もいれば、まずは目でじっくり観察する子もいます。できることを比べすぎず、その子なりの反応を楽しみましょう。
生後7週間 できることとして、次のような様子が見られることがあります。
生後1か月 遊びから生後2か月 遊びへ移るこのころも、起きていられる時間はまだ長くありません。授乳、おむつ替え、抱っこを含めて、起床から次に眠くなるまで45~60分ほどが目安になることもあります。
遊びは数分で十分です。赤ちゃんが疲れ切る前に終えるほうが、次回も気持ちよく楽しめます。ぼんやり遠くを見る、顔をそむける、急に不機嫌になる、あくびが増えるといった様子は眠たいサイン。遊びはいったんお休みにしましょう。
赤ちゃんの目の発達はまだ途中ですが、生後7週ごろになると、鮮やかで単純な色に関心を向ける子が増えてきます。赤ちゃん 色あそびは、視覚へのやさしい刺激になります。
赤、黄、青、緑など、ひとつだけ色がはっきりした物を用意します。
背景は白や淡い色など、なるべくすっきりした場所がおすすめです。赤ちゃんの顔から20~30cmほどの距離に見せます。これは授乳中に親子の顔が向き合う距離に近いとされています。
30秒ほど赤ちゃんが見つめるのを待ち、興味を示したらゆっくり左右に動かしてみましょう。目で追えたら、「赤いボールだね」「あか、きれいだね」と穏やかに声をかけます。
これは赤ちゃん 視線を追う 練習にもなる遊びです。動かすスピードはゆっくりで大丈夫。一度にたくさんのおもちゃを見せるより、ひとつの物をじっくり見せるほうが赤ちゃんには分かりやすいでしょう。
この時期は、手をぎゅっと握っているだけでなく、ふと手のひらを開くことが増えてきます。赤ちゃん つかむ 練習は、手が開いているタイミングで試してみましょう。
軽いガラガラ、柔らかい布の輪、赤ちゃん用の木製リングなどを、そっと手のひらに乗せます。反射的に握り、数秒持てたらそれだけで十分です。
赤ちゃんは手だけでなく、口でも物の形や感触を確かめます。口に入れようとするのは悪いことではなく、身の回りを知ろうとする自然な行動です。口に入れても安全な大きさ・素材のものを選び、必ず大人が見守ってください。
声かけの例は、こんな感じです。
赤ちゃんに話しかけるのは、少し照れくさく感じるかもしれません。でも、声の調子や表情、繰り返し聞く言葉も赤ちゃんにとっては大切な遊びです。
新生児期を過ぎると、赤ちゃんは少しずつ音がする方向に注意を向けるようになります。ただし、音の出どころをすぐに探せなくても心配はいりません。聞くことを楽しむ、静かな遊びとして取り入れてみましょう。
やさしい音のガラガラ、小さな鈴が入ったおもちゃ、音量の小さいオルゴールなどを用意します。赤ちゃんの耳元ではなく、少し横の離れた場所で軽く鳴らしましょう。
薄手のガーゼなどをふわりとかけて隠し、音を鳴らします。
赤ちゃんが目を動かす、音がした方向を見ようとする、動きを止めて聞く、顔を少し向けるといった反応があれば十分です。毎回見つけられなくても問題ありません。
「どこから聞こえるかな?」 「音がしたね」 と声をかけたあと、ガーゼを外して音の正体を見せてあげましょう。
音、目で見ること、待つことを組み合わせた、新生児にも向く感覚遊びです。ただし、大きな電子音や甲高い音を赤ちゃんの近くで鳴らすのは避けましょう。
生後7週ごろのうつぶせ遊びは、好きな赤ちゃんもいれば、すぐに泣いてしまう赤ちゃんもいます。どちらも珍しいことではありません。
長時間を目指すより、短い時間を何回かに分けるほうが続けやすいでしょう。
赤ちゃんが起きていて機嫌のよい時間に、床の上に敷いたマットなど、平らで安定した場所で行います。胸の下に薄く畳んだタオルを入れると、頭を上げやすくなることがあります。顔まわりを覆わないようにし、必ずすぐそばで見守ってください。
赤ちゃんの目の前に白黒カードや明るい色のおもちゃを置き、大人も床に顔を近づけて声をかけます。多くの場合、赤ちゃんにとっていちばん見たいのはおもちゃより家族の顔です。
うつぶせ遊びは、首や肩、体を支える力を少しずつ使う機会になります。1回1分でも大丈夫。嫌がる日は無理をせず、抱っこの中で縦抱きにして周りを見る時間を作るだけでもよいでしょう。
なお、うつぶせは起きている間の遊びだけにします。眠るときは、必ず仰向けに寝かせてください。
体を動かすのが好きそうで、機嫌よく起きている赤ちゃんには、抱っこ遊びのひとつとして飛行機ごっこもできます。目を合わせながら遊べるので、親子のやりとりにもなります。
大人は床や安定した場所に座り、赤ちゃんの胸からお腹を両手でしっかり支えます。赤ちゃんの首がぐらつかないよう、頭と首を安定させることを最優先にしてください。
赤ちゃんをうつぶせに近い姿勢で、ほんの少しだけ前後や左右に動かします。大きく揺らしたり、高く持ち上げたりする必要はありません。
「ひこうき、しゅっぱつ」 「ぶーん、おうちの上を飛んでいます」 「着陸して、ぎゅーっ」
そんなふうに、ゆっくり声をかけながら楽しみます。
体の向きや揺れを感じる経験になり、赤ちゃんが大人の顔を見て笑顔を見せることもあります。ただし、授乳直後は吐き戻しやすいため避けましょう。うつぶせ姿勢を嫌がるときや、機嫌が悪いときは無理に行いません。
感覚遊びといっても、特別なセットを用意する必要はありません。家にある安全な布を数種類使うだけで、赤ちゃんには十分に新鮮な体験になります。
赤ちゃんが起きているときに、手、足、腕などへ異なる素材をやさしく触れさせます。赤ちゃんが興味を示したら、自分でも触れられるようにしてみましょう。
使いやすいのは次のような物です。
「これはふわふわだね」 「カシャカシャって音がするね」 「つるつるしているね」 と、感じたことを言葉にしてみましょう。赤ちゃんの表情や手足の動きもよく見てください。
カシャカシャする布に夢中になる子もいれば、ガーゼのやわらかさを好む子もいます。反応を観察すること自体が、赤ちゃん 遊びの楽しいところです。
赤ちゃん クーイングを促したいときに、難しい言葉や特別な教材は必要ありません。赤ちゃんが出した小さな声を、会話のように受け取ることがポイントです。
「うー」「あー」と声が聞こえたら、少し待って笑顔を返し、ときには同じ音をまねしてみましょう。そのあと、また赤ちゃんの反応を待ちます。このやりとりが、会話の順番を感じる最初の経験になります。
「うーって言ったね。聞かせて」 「そうなんだね」 と話しかけると、もう一度声を返してくれることもあります。
歌を口ずさんだり、おむつ替えや着替えの最中に今していることを話したりするのもおすすめです。ずっと話し続ける必要はありません。赤ちゃんが安心できる、短くあたたかなやりとりを重ねていきましょう。
新生児から生後2か月ごろの赤ちゃんとの遊びは、短時間で、必ず大人が見守りながら行います。安全のため、次の点を確認してください。
生後7週の赤ちゃんとの遊びは、早く何かができるようになるための練習ではありません。赤いボールを目で追う、初めてガラガラを握る、家族の声に「うー」と返す。そんな小さな瞬間を一緒に喜ぶことが、毎日の育児を豊かにしてくれます。
そばにいて、赤ちゃんの反応を待って、少し笑い合う。それだけで十分です。