うつぶせ(タミータイム)とは?いつから始めるか、時間・やり方と嫌がる時の工夫

ママの胸の上でうつぶせする赤ちゃんの様子

赤ちゃんを家に迎えると、毎日があっという間に過ぎていきます。授乳におむつ替え、自分はいつシャワーを浴びたっけ…と記憶もあやふや。そんな中で誰かに
「そろそろうつぶせ練習始めたほうがいいよ」
と言われると、「これ以上やること増やさないで…」と思ってしまうかもしれません。

一度深呼吸してみてください。
うつぶせ練習(タミータイム)は、難しいことでも、ママやパパを追い詰める課題でもありません。
やり方を知ってしまえば、むしろ一日の中で楽しみな時間のひとつになっていきます。

この記事では、うつぶせ(腹ばい)とは何か、なぜ大事なのか、いつから・どのくらいやればいいのか、そして赤ちゃんが嫌がる場合の工夫まで、日本のご家庭で実践しやすい形でまとめました。


What is tummy time?

まず、「タミータイム」「うつぶせ練習」とは何かをシンプルに整理します。

タミータイム(うつぶせ練習)とは、赤ちゃんが起きている時間に、大人がそばで見守りながらうつぶせ・腹ばいの姿勢になることです。

それだけです。

特別なマットや高価なおもちゃは必須ではありません。

  • ママやパパがソファやベッドに少しもたれかかって、
    その胸の上に新生児をうつぶせで乗せている
  • 床に敷いたバスタオルやプレイマットの上で、
    赤ちゃんがうつぶせ、そのすぐそばで大人が見守っている

どちらも立派な「赤ちゃん うつぶせ」の時間、タミータイムです。

ポイントはこの3つ。

  • 赤ちゃんが**うつぶせ・腹ばい(おなか側を下)**になっている
  • 赤ちゃんが起きている
  • 常に大人がそばで見守っている

ここが、睡眠時との一番の違いです。
日本でも、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを減らすため、**「寝る時はあおむけ」**が推奨されています。
なので覚え方はシンプルに、

  • 寝る時はあおむけ
  • 遊ぶ時はうつぶせ(腹ばい)

と考えておくと分かりやすいです。


Why tummy time matters so much

「うつぶせ いつからがいいって聞くけど、何がそんなにいいの?」と感じている方も多いはずです。
ここでは、腹ばい 遊び 効果を分かりやすく整理してみます。

1. 寝返り・おすわり・ハイハイの土台づくり

赤ちゃんがうつぶせになると、自然と頭を持ち上げようとしたり、左右を向こうとしたりします。
その動きの中で、次のような筋肉が鍛えられていきます。

  • 首の筋肉 - 頭をしっかり支えるため
  • 肩・腕の筋肉 - 上体をぐっと持ち上げ、手で押して体を支えるため
  • 背中・おなかまわり(体幹)の筋肉 - バランスをとり、姿勢を安定させるため

これらは、次の動きのための大切な準備になります。

  • 寝返りができるようになる
  • 支えが少なくてもおすわりしやすくなる
  • ハイハイがスムーズになる
  • やがてつかまり立ち・あんよへつながる

つまりタミータイムは、うつぶせ 赤ちゃん 首 筋力をはじめ、全身の筋力アップの「やさしいトレーニング」。
大きな運動発達のステップを支える、基本の「練習時間」なのです。

2. 頭のかたち(斜頭症・絶壁)予防に役立つ

赤ちゃんはまだ一日の多くを寝て過ごします。
ベッド、チャイルドシート、ベビーカー…と、あおむけでいる時間が長くなると、同じ場所に圧がかかりやすく、頭の後ろや片側が平らになってしまう斜頭症やいわゆる「絶壁頭」につながることがあります。

うつぶせ になると、頭にかかる圧力の向きが変わります。
あおむけ一辺倒ではなく、うつぶせや横向きの時間をこまめに入れてあげることで、「斜頭症 予防 うつぶせ」として役立つとされています。

日本小児科学会や、多くの小児科・小児リハビリテーションの現場でも、
あおむけ寝が基本であることを前提に、「起きている時間のうつぶせ」を取り入れることが、頭のかたちを守る一つの方法として紹介されています。

3. 運動発達と「自分の体を知る力」を育てる

うつぶせの時間が増えてくると、赤ちゃんはだんだんと

  • 周りを見回す
  • 目の前のおもちゃに手を伸ばす
  • 体重を左右に移しながらバランスをとる

といった動きを始めます。

これらの経験は、

  • 手と目の協調(手を伸ばしてつかむなど)
  • 自分の手足の存在を意識する感覚
  • 「自分の体がどこにあるか」を感じ取る力

などにつながります。

また、あおむけだけで天井ばかり見ている状態から、うつぶせになると

  • ママやパパの顔が、いつもと違う角度で見える
  • 目の前にあるおもちゃがよく見える
  • マットやタオルの触り心地を体全体で感じられる

と、赤ちゃんにとって新鮮な刺激がたくさん増えます。
見た目は小さな変化でも、赤ちゃんの発達には大きな意味があります。


When to start tummy time

「新生児 うつぶせ 遊び いつから?」とよく聞かれますが、
退院して自宅に戻った頃から、赤ちゃんとママ・パパの体調が落ち着いていれば、いつから始めても大丈夫です。

とはいえ、最初から床でしっかり腹ばい…と気合を入れる必要はありません。
生後間もないうちは、とにかく「スキンシップ」くらいの気持ちで十分です。

最初の1〜2週間は、**「うつぶせ on 胸」**がおすすめです。

  • ベッドやソファに、ママ・パパが少しもたれかかるように座る
  • 赤ちゃんを、胸〜お腹のあたりにうつぶせで乗せる(顔は横向き)
  • 首がぐらつく時期は、手でしっかり支えてあげる
  • やさしく話しかけたり、鼻歌を歌いながら過ごす

これも立派な赤ちゃん タミータイム やり方のひとつです。
最初のうちは、首をほとんど持ち上げられず、ただぴったりくっついているだけかもしれませんが、それでOK。

少しずつ慣れてきたら、マットやバスタオルを敷いた床の上で、数秒だけ試してみるのも良いでしょう。その際も、必ずすぐそばについていてください。

「うつ伏せ いつから」と迷ったら、
ママやパパの体調が落ち着き、「やってみようかな」と思えたタイミングがスタートラインと考えて大丈夫です。
目標は、「短時間をくり返す」ことです。


How long is tummy time and how often should my baby do tummy time?

多くのママ・パパが気になるのが、「腹ばい 時間 目安」です。

  • 「赤ちゃん うつ伏せ いつから 何分くらいやればいいの?」
  • 「新生児のタミータイムって、1回何分ぐらいが普通?」
  • 「一日にどのくらいの合計時間を目指せばいい?」

ここでは、日本のご家庭でも取り入れやすい目安をお伝えします。
あくまで目安なので、赤ちゃんの様子を見ながら調整してください。

生後すぐ〜数週間ごろ

  • 1回あたり1〜3分程度からスタート
  • 一日2〜3回の短いセッションを目標にする
  • うつぶせ on 胸(ママやパパの胸の上)も「1セッション」としてカウント

最初は30秒でもOKです。
泣きそうだったり、そわそわしてきたらそこで終了してかまいません。
少しずつ、赤ちゃんのペースで伸ばしていきましょう。

生後1か月ごろまでに

この頃になると、多くの赤ちゃんが
一日トータルで15〜20分くらいのうつぶせが目標にしやすくなります。
ただし、一度にやる必要はありません。むしろ小分けにする方がスムーズです。

例えばこんなイメージです。

  • 3〜5分を数回
  • その合間に、ママ・パパの胸の上でのうつぶせタイム
  • おむつ替えのあとに1〜2分だけ、など

赤ちゃんの筋力や機嫌を見ながら、少しずつ時間を延ばします。

ぐずりが強くなったり、泣き続けるようであれば無理は禁物です。
抱っこして落ち着かせ、タイミングを変えてまたチャレンジすれば大丈夫。
大事なのは「イヤなまま長く続けること」ではなく、短くても楽しく終えることです。


Positions to try: not just flat on the floor

「うつぶせ」と聞くと、
「まだ小さいのに、固い床の上にベタっと置くの?」と不安になる方も多いと思います。

実は、腹ばいの姿勢は床だけでなく、いろいろなやり方で練習できます。
ここでは、日本のご家庭で取り入れやすい「うつぶせ 練習 方法」をいくつかご紹介します。

1. ママ・パパの胸の上で(うつぶせ on 胸)

新生児〜生後間もない赤ちゃんの「初めてのタミータイム」に一番おすすめなのが、この方法です。

  • ベッドやソファ、リクライニングチェアに、少し後ろにもたれるように座る
  • 赤ちゃんをママ・パパの胸〜お腹のあたりに、顔が見える向きでうつぶせに乗せる
  • 首がまだ不安定な時期は、手でしっかり支える
  • 目を合わせたり、やさしくなでたりしながら過ごす

ママ・パパのぬくもり、心臓の音、いつもの声。
赤ちゃんにとってとても安心できる環境なので、床よりもぐずりにくいことが多いです。

2. ひざの上・足の上で(ひざの上の腹ばい)

次のステップとして手軽なのが、脚の上での腹ばいです。

  • 椅子やソファに腰かけて、ひざをそろえるか、少しだけ開く
  • 赤ちゃんを、ママ・パパの太ももの上にうつぶせで乗せる(顔は横向き)
  • 片手をおしりや背中にそっと添えて、安定させる
  • ひざをやさしく揺らしたり、背中をトントンしてあげる

おむつ替えのあとや、抱っこの前後など、すきま時間にサッとできるのがメリットです。
授乳クッションの上にうつぶせで乗せるやり方を取り入れているご家庭もありますが、必ずそばで支えられる体勢で行ってください。

3. 床の上+丸めたタオルでサポート

床での腹ばいに慣らしていきたい時に、おすすめの方法です。

  • フローリングには薄手のマットやラグを敷き、その上にバスタオルやプレイマットを重ねる
  • フェイスタオルをくるくる丸めて筒状にし、赤ちゃんのわきの下から胸のあたりにくるように置く
  • 赤ちゃんの腕を、丸めたタオルの上に出すようにして、手が前に来るようにする
  • 大人が床に寝転んで、赤ちゃんと同じ目線の高さで見守る

タオルで少し高さを作ることで、首を持ち上げるのが楽になり、
赤ちゃんにとって「がんばりすぎない」腹ばいになります。

そのほか、

  • 大人が床に座り、片足の太ももの上に赤ちゃんを半分乗せて、少し斜めの腹ばい姿勢にする
  • ベビー用のクッションや、腹ばい用の小さなクッションを使う(使い方をよく確認した上で)

といった方法もあります。

どの方法でも共通して大切なのは、絶対に赤ちゃんから目を離さないことです。
タミータイム中に、赤ちゃんを一人にしてその場を離れないようにしてください。


How to make tummy time enjoyable

うつぶせの時間が「赤ちゃんも大人もつらい時間」になってしまうと、続けるのが苦痛になります。
少し工夫するだけで、ぐっと楽しい時間に変えられます。

赤ちゃんと同じ目線になる

大人が上から見下ろすのではなく、赤ちゃんと同じ高さに目線を合わせるのがコツです。

  • 大人も床に寝転んで、赤ちゃんの真正面に顔を持ってくる
  • 目を合わせてニコッと笑う
  • 顔を左右に動かしてみたり、変顔をしてみたり

赤ちゃんが一番好きなおもちゃは、ママやパパの顔です。
高価なおもちゃよりも、あなたの存在そのものが一番の刺激になります。

シンプルなおもちゃを活用する

たくさんのおもちゃは必要ありませんが、少しの工夫で「腹ばい遊び 効果」をアップできます。

  • 赤ちゃん用の割れないミラー(鏡)
    自分の顔が映ることで、興味津々で見つめる子が多いです。
  • 白黒や原色のコントラストが強いおもちゃ
    生後間もない時期でも見つけやすく、注目しやすい色合いです。
  • 少し月齢が上がってきたら、柔らかいガラガラや音の鳴る布絵本など

おもちゃは、赤ちゃんの顔のすぐ前〜少し離れたところに置き、
左右にゆっくり動かしてあげると、目で追いかける練習にもなります。

声をたくさん聞かせる

赤ちゃんにとって、ママやパパの声は何より安心する音です。

  • わらべうたや童謡を、短くでいいので歌ってあげる
  • 「上手に首持ち上げてるね」「鏡見てるね」など、赤ちゃんの動きを実況するように話しかける
  • 言葉が出てこない時は、鼻歌やハミングでも十分

うつぶせの時間は、ことばやコミュニケーションの種まきの時間にもなります。
赤ちゃんの反応を楽しみながら、無理のない範囲で声かけを続けてみてください。

短く・楽しく終わらせる

特に最初のうちは、「腹ばい 時間 目安」を欲張りすぎないことが大切です。

  • 泣き出す直前くらいで切り上げる
  • 「今日もがんばったね」と抱き上げて、スキンシップで締めくくる
  • 赤ちゃんがごきげんで終われた回数を増やしていく

ごきげんな2分間は、泣き続ける10分よりずっと価値があります。
「ちょっと物足りないかな?」くらいで終えると、次回もチャレンジしやすくなります。


What if your baby hates tummy time?

「うちの子は、とにかくうつぶせが大嫌い」
そう感じているママ・パパも決して少なくありません。
泣いてしまうからといって、あなたのやり方が悪いわけではありません。

赤ちゃんがうつぶせを嫌がる時は、次のポイントを試してみてください。

  • まずは胸の上から始める
    床でのうつぶせがどうしてもダメな場合、うつぶせ on 胸が入り口としておすすめです。
    ママ・パパの体の上だと安心感が強く、泣きにくいことが多いです。

  • 思い切って「超短時間」にする
    「30秒〜1分」を1セットくらいから始め、自信がついてきたら数秒ずつ増やすイメージで。
    「赤ちゃん うつぶせ 何分」と考えすぎず、秒単位からでOKと割り切ってみましょう。

  • タイミングを見直す
    ぐずっている時、空腹時、眠い時、刺激が多くて疲れている時は、
    大人でも運動したくありません。

    • ほどよくお腹が満たされている
    • 軽くお昼寝してスッキリ目覚めたあと
      など、「今ならちょっとがんばれそう」という時間帯を探してみてください。
  • やさしい動きをプラスする
    ひざの上の腹ばいで、ひざをゆらゆら揺らす
    ママ・パパが大きなボールに乗せて支えながら、そっと前後に揺らす(しっかり支えることが大前提)
    など、ゆれる感覚が好きな赤ちゃんには有効なことがあります。

  • 敷くものや環境を変えてみる
    少し硬めのマットが好きな子もいれば、ふんわりしたタオルが好きな子もいます。

    • プレイマット
    • 畳+バスタオル
    • 季節に合わせたブランケットやガーゼケット
      など、いろいろ試して「お気に入りの場所」を見つけてみてください。

何より大切なのは、泣き続けているのに無理に続けないことです。
大きく泣き出したら、いったん抱き上げて、落ち着かせてあげてください。
別の姿勢・別の時間帯でやり直せばOKです。

うつぶせの途中で泣かれてしまっても、それは「失敗」ではなく、
赤ちゃんの今の限界や好みが分かった貴重なサインです。


When NOT to do tummy time

便利なタミータイムですが、避けたほうがいいタイミングもあります。

  • 授乳やミルクの直後
    お腹がいっぱいの状態でうつぶせになると、苦しかったり、吐き戻しが増えたりすることがあります。
    個人差はありますが、授乳後は少し時間をあけてから始めると安心です。

  • とても眠い時・とてもお腹が空いている時
    グズグズのピークのタイミングで無理に腹ばいをすると、
    「うつぶせ=つらい」と感じてしまいがちです。
    まずは寝かせたり、授乳したりと、基本的な欲求を満たすことを優先しましょう。

  • 発熱や体調不良の時
    風邪気味だったり、熱がある時は、筋力トレーニングどころではありません。
    この場合は、タミータイムよりも「楽な姿勢でのスキンシップ」を優先してください。
    心配な症状がある時は、小児科や#8000(こども医療電話相談)などのアドバイスに従いましょう。

また、

  • 医師から特別な指示を受けている持病がある
  • 筋緊張の異常や、強い反り返りなどが気になる
  • 強い胃食道逆流(ミルクが頻繁に大量に戻るなど)が心配

といった場合は、小児科や小児リハビリの専門家に、
**その子に合った「赤ちゃん タミータイム やり方」**を個別に相談してみてください。


A gentle reminder for you

うつぶせ練習は、首や体幹の筋力を育て、運動発達を支え、
斜頭症 予防 うつぶせとしても役に立つ、心強い味方です。
なにより、ママ・パパとのふれあいの時間としても、とてもすてきなひとときになります。

とはいえ、これは「できた・できない」で親をジャッジするテストではありません。

  • 今日はうまく「うつぶせ 何分」もできた
  • 今日は一日バタバタしていて、気づいたら寝かしつけの時間になっていた

どちらの日もあります。
そんな日々を過ごしているご家庭は、決してあなただけではありません。

大切なのは次の3つくらいです。

  • うつぶせ・腹ばいがどんなものか、なぜ大切なのかを知っていること
  • 完璧でなくていいから、日常の中に少しずつうつぶせ 練習 方法を取り入れてみようとしていること
  • 赤ちゃんの様子をよく見て、無理に押しつけず、赤ちゃんのペースを尊重していること

この3つができていれば、それだけで十分がんばっていると言えます。

少しずつ続けていると、ある日ふと、

  • しっかり前腕で体を支えて、胸をぐっと持ち上げていたり
  • うつぶせからコロンとあおむけに寝返りしていたり

そんな姿に気づくことがきっと来ます。
「いつの間にこんなことができるようになったの?」と、思わず笑顔になってしまう瞬間です。

その小さな「できたね」の積み重ねが、タミータイムの静かな魔法です。
完璧を目指さず、今日できる少しの「うつぶせタイム」から、一緒に楽しんでみてください。


このコンテンツは情報提供のみを目的としており、医師、小児科医、または他の医療専門家からのアドバイスの代わりとして使用すべきではありません。ご質問やご不明な点がある場合は、医療専門家にご相談ください。
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