赤ちゃんを家に迎えると、毎日があっという間に過ぎていきます。授乳におむつ替え、自分はいつシャワーを浴びたっけ…と記憶もあやふや。そんな中で誰かに
「そろそろうつぶせ練習始めたほうがいいよ」
と言われると、「これ以上やること増やさないで…」と思ってしまうかもしれません。
一度深呼吸してみてください。
うつぶせ練習(タミータイム)は、難しいことでも、ママやパパを追い詰める課題でもありません。
やり方を知ってしまえば、むしろ一日の中で楽しみな時間のひとつになっていきます。
この記事では、うつぶせ(腹ばい)とは何か、なぜ大事なのか、いつから・どのくらいやればいいのか、そして赤ちゃんが嫌がる場合の工夫まで、日本のご家庭で実践しやすい形でまとめました。
まず、「タミータイム」「うつぶせ練習」とは何かをシンプルに整理します。
タミータイム(うつぶせ練習)とは、赤ちゃんが起きている時間に、大人がそばで見守りながらうつぶせ・腹ばいの姿勢になることです。
それだけです。
特別なマットや高価なおもちゃは必須ではありません。
どちらも立派な「赤ちゃん うつぶせ」の時間、タミータイムです。
ポイントはこの3つ。
ここが、睡眠時との一番の違いです。
日本でも、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを減らすため、**「寝る時はあおむけ」**が推奨されています。
なので覚え方はシンプルに、
と考えておくと分かりやすいです。
「うつぶせ いつからがいいって聞くけど、何がそんなにいいの?」と感じている方も多いはずです。
ここでは、腹ばい 遊び 効果を分かりやすく整理してみます。
赤ちゃんがうつぶせになると、自然と頭を持ち上げようとしたり、左右を向こうとしたりします。
その動きの中で、次のような筋肉が鍛えられていきます。
これらは、次の動きのための大切な準備になります。
つまりタミータイムは、うつぶせ 赤ちゃん 首 筋力をはじめ、全身の筋力アップの「やさしいトレーニング」。
大きな運動発達のステップを支える、基本の「練習時間」なのです。
赤ちゃんはまだ一日の多くを寝て過ごします。
ベッド、チャイルドシート、ベビーカー…と、あおむけでいる時間が長くなると、同じ場所に圧がかかりやすく、頭の後ろや片側が平らになってしまう斜頭症やいわゆる「絶壁頭」につながることがあります。
うつぶせ になると、頭にかかる圧力の向きが変わります。
あおむけ一辺倒ではなく、うつぶせや横向きの時間をこまめに入れてあげることで、「斜頭症 予防 うつぶせ」として役立つとされています。
日本小児科学会や、多くの小児科・小児リハビリテーションの現場でも、
あおむけ寝が基本であることを前提に、「起きている時間のうつぶせ」を取り入れることが、頭のかたちを守る一つの方法として紹介されています。
うつぶせの時間が増えてくると、赤ちゃんはだんだんと
といった動きを始めます。
これらの経験は、
などにつながります。
また、あおむけだけで天井ばかり見ている状態から、うつぶせになると
と、赤ちゃんにとって新鮮な刺激がたくさん増えます。
見た目は小さな変化でも、赤ちゃんの発達には大きな意味があります。
「新生児 うつぶせ 遊び いつから?」とよく聞かれますが、
退院して自宅に戻った頃から、赤ちゃんとママ・パパの体調が落ち着いていれば、いつから始めても大丈夫です。
とはいえ、最初から床でしっかり腹ばい…と気合を入れる必要はありません。
生後間もないうちは、とにかく「スキンシップ」くらいの気持ちで十分です。
最初の1〜2週間は、**「うつぶせ on 胸」**がおすすめです。
これも立派な赤ちゃん タミータイム やり方のひとつです。
最初のうちは、首をほとんど持ち上げられず、ただぴったりくっついているだけかもしれませんが、それでOK。
少しずつ慣れてきたら、マットやバスタオルを敷いた床の上で、数秒だけ試してみるのも良いでしょう。その際も、必ずすぐそばについていてください。
「うつ伏せ いつから」と迷ったら、
ママやパパの体調が落ち着き、「やってみようかな」と思えたタイミングがスタートラインと考えて大丈夫です。
目標は、「短時間をくり返す」ことです。
多くのママ・パパが気になるのが、「腹ばい 時間 目安」です。
ここでは、日本のご家庭でも取り入れやすい目安をお伝えします。
あくまで目安なので、赤ちゃんの様子を見ながら調整してください。
最初は30秒でもOKです。
泣きそうだったり、そわそわしてきたらそこで終了してかまいません。
少しずつ、赤ちゃんのペースで伸ばしていきましょう。
この頃になると、多くの赤ちゃんが
一日トータルで15〜20分くらいのうつぶせが目標にしやすくなります。
ただし、一度にやる必要はありません。むしろ小分けにする方がスムーズです。
例えばこんなイメージです。
赤ちゃんの筋力や機嫌を見ながら、少しずつ時間を延ばします。
ぐずりが強くなったり、泣き続けるようであれば無理は禁物です。
抱っこして落ち着かせ、タイミングを変えてまたチャレンジすれば大丈夫。
大事なのは「イヤなまま長く続けること」ではなく、短くても楽しく終えることです。
「うつぶせ」と聞くと、
「まだ小さいのに、固い床の上にベタっと置くの?」と不安になる方も多いと思います。
実は、腹ばいの姿勢は床だけでなく、いろいろなやり方で練習できます。
ここでは、日本のご家庭で取り入れやすい「うつぶせ 練習 方法」をいくつかご紹介します。
新生児〜生後間もない赤ちゃんの「初めてのタミータイム」に一番おすすめなのが、この方法です。
ママ・パパのぬくもり、心臓の音、いつもの声。
赤ちゃんにとってとても安心できる環境なので、床よりもぐずりにくいことが多いです。
次のステップとして手軽なのが、脚の上での腹ばいです。
おむつ替えのあとや、抱っこの前後など、すきま時間にサッとできるのがメリットです。
授乳クッションの上にうつぶせで乗せるやり方を取り入れているご家庭もありますが、必ずそばで支えられる体勢で行ってください。
床での腹ばいに慣らしていきたい時に、おすすめの方法です。
タオルで少し高さを作ることで、首を持ち上げるのが楽になり、
赤ちゃんにとって「がんばりすぎない」腹ばいになります。
そのほか、
といった方法もあります。
どの方法でも共通して大切なのは、絶対に赤ちゃんから目を離さないことです。
タミータイム中に、赤ちゃんを一人にしてその場を離れないようにしてください。
うつぶせの時間が「赤ちゃんも大人もつらい時間」になってしまうと、続けるのが苦痛になります。
少し工夫するだけで、ぐっと楽しい時間に変えられます。
大人が上から見下ろすのではなく、赤ちゃんと同じ高さに目線を合わせるのがコツです。
赤ちゃんが一番好きなおもちゃは、ママやパパの顔です。
高価なおもちゃよりも、あなたの存在そのものが一番の刺激になります。
たくさんのおもちゃは必要ありませんが、少しの工夫で「腹ばい遊び 効果」をアップできます。
おもちゃは、赤ちゃんの顔のすぐ前〜少し離れたところに置き、
左右にゆっくり動かしてあげると、目で追いかける練習にもなります。
赤ちゃんにとって、ママやパパの声は何より安心する音です。
うつぶせの時間は、ことばやコミュニケーションの種まきの時間にもなります。
赤ちゃんの反応を楽しみながら、無理のない範囲で声かけを続けてみてください。
特に最初のうちは、「腹ばい 時間 目安」を欲張りすぎないことが大切です。
ごきげんな2分間は、泣き続ける10分よりずっと価値があります。
「ちょっと物足りないかな?」くらいで終えると、次回もチャレンジしやすくなります。
「うちの子は、とにかくうつぶせが大嫌い」
そう感じているママ・パパも決して少なくありません。
泣いてしまうからといって、あなたのやり方が悪いわけではありません。
赤ちゃんがうつぶせを嫌がる時は、次のポイントを試してみてください。
まずは胸の上から始める
床でのうつぶせがどうしてもダメな場合、うつぶせ on 胸が入り口としておすすめです。
ママ・パパの体の上だと安心感が強く、泣きにくいことが多いです。
思い切って「超短時間」にする
「30秒〜1分」を1セットくらいから始め、自信がついてきたら数秒ずつ増やすイメージで。
「赤ちゃん うつぶせ 何分」と考えすぎず、秒単位からでOKと割り切ってみましょう。
タイミングを見直す
ぐずっている時、空腹時、眠い時、刺激が多くて疲れている時は、
大人でも運動したくありません。
やさしい動きをプラスする
ひざの上の腹ばいで、ひざをゆらゆら揺らす
ママ・パパが大きなボールに乗せて支えながら、そっと前後に揺らす(しっかり支えることが大前提)
など、ゆれる感覚が好きな赤ちゃんには有効なことがあります。
敷くものや環境を変えてみる
少し硬めのマットが好きな子もいれば、ふんわりしたタオルが好きな子もいます。
何より大切なのは、泣き続けているのに無理に続けないことです。
大きく泣き出したら、いったん抱き上げて、落ち着かせてあげてください。
別の姿勢・別の時間帯でやり直せばOKです。
うつぶせの途中で泣かれてしまっても、それは「失敗」ではなく、
赤ちゃんの今の限界や好みが分かった貴重なサインです。
便利なタミータイムですが、避けたほうがいいタイミングもあります。
授乳やミルクの直後
お腹がいっぱいの状態でうつぶせになると、苦しかったり、吐き戻しが増えたりすることがあります。
個人差はありますが、授乳後は少し時間をあけてから始めると安心です。
とても眠い時・とてもお腹が空いている時
グズグズのピークのタイミングで無理に腹ばいをすると、
「うつぶせ=つらい」と感じてしまいがちです。
まずは寝かせたり、授乳したりと、基本的な欲求を満たすことを優先しましょう。
発熱や体調不良の時
風邪気味だったり、熱がある時は、筋力トレーニングどころではありません。
この場合は、タミータイムよりも「楽な姿勢でのスキンシップ」を優先してください。
心配な症状がある時は、小児科や#8000(こども医療電話相談)などのアドバイスに従いましょう。
また、
といった場合は、小児科や小児リハビリの専門家に、
**その子に合った「赤ちゃん タミータイム やり方」**を個別に相談してみてください。
うつぶせ練習は、首や体幹の筋力を育て、運動発達を支え、
斜頭症 予防 うつぶせとしても役に立つ、心強い味方です。
なにより、ママ・パパとのふれあいの時間としても、とてもすてきなひとときになります。
とはいえ、これは「できた・できない」で親をジャッジするテストではありません。
どちらの日もあります。
そんな日々を過ごしているご家庭は、決してあなただけではありません。
大切なのは次の3つくらいです。
この3つができていれば、それだけで十分がんばっていると言えます。
少しずつ続けていると、ある日ふと、
そんな姿に気づくことがきっと来ます。
「いつの間にこんなことができるようになったの?」と、思わず笑顔になってしまう瞬間です。
その小さな「できたね」の積み重ねが、タミータイムの静かな魔法です。
完璧を目指さず、今日できる少しの「うつぶせタイム」から、一緒に楽しんでみてください。